進路指導

2020.05.07

狭山清陵高校の皆さん

 

こんにちは。進路指導主事の高橋一郎です。

埼玉県教育委員会より、5月中の臨時休業の延長が発表されました。いま、皆さんは不安な気持ち、先の見えない気持ち、情報の少なさ、戸惑う気持ちを抱えながらそれでも前向きに「何ができるんだろう」と考えていると思います。この先の数年間を予測することは難しいですが、進路指導部として、いまできること、いまやっておいてほしいことを学年ごとにお伝えしたいと思います。

 

〇1年生

 1年生は初めての高校生活に期待と不安を抱えた状態でどうしていいのかわからないかと思います。そんな中でも以下のことに取り組んでみてください。

☆今できること

・8:30に狭山清陵高校に到着できる時間に起きる。

高校生活の一番の土台は出席です。「毎日欠かさず、朝のSHRから帰りのSHRまで出席する。」ことが当たり前にできるようにしていてください。電車が5~10分遅れるのは遅刻の理由にはなりません。余裕をもって登校できる習慣をつけてください。

 

☆今やっておいてほしいこと

・中学校までの学習内容の復習

高校の学習は中学校までの学習の土台の上に成り立っています。高校の学習が始まっていない今だからこそ、あやふやな部分をしっかりと定着させてください。これができると高校の授業は正のスパイラルを描くようになり、勉強することが楽しくなってきます。本当です。

例)

・%の計算、速度の計算、少数の掛け算・割り算

・文章の要約(ニュースをまとめるといいと思います)

・英語の文法

 

〇2年生

 2年生は先輩からの引継ぎなしに、狭山清陵高校の中心的存在になることになります。部活動、委員会活動での覚悟をしておきましょう。

 進路面では「どうやって職業希望を叶えるのか=どの学校・企業に希望するのか」を考える年度です。以下のことに取り組んでみてください。

☆今できること

・「オンライン」情報収集

希望の職業に就くために大学・短大へ進学するのか、専門学校かそれとも直接就職するのかをよく考えておきましょう。この数か月で「オンライン」学校説明会・企業見学会が急速に普及しています。また、社会情勢の変化は避けられません。来年(就職)・3年後(短大・専門学校)・5年後(大学)がどうなりそうなのか調べておかないと「こんなはずじゃなかった・・・」ということになってしまいます。

 

☆今やっておいてほしいこと

・外部英語検定(英検・GTEC)、漢検などの受験準備

大学受験において、外部英語検定重視の方向性は明らかです。入試での加点、学費の免除などで非常に有利に働きます。また、オンライン授業の拡大とともに環境が整備されることで、今後はCBT(コンピュータ・タブレット上での試験)が一般的になっていくでしょう。対策問題集も書店で購入できます。学校によりますが、準2級相当から優遇が受けられます。2級相当まで持っているとかなりお得です。ぜひ、取り組んでみてください。

 

〇3年生

3年生はいま、やりきれなさと不安で何も手につかない状況かもしれません。実際今年の動きは全く予想できません。例年とは異なる対応・突然の変更が繰り返されると思います。 

そんなときに一番大切なことは「今できることをしっかりとしておく」ことです。おそらく、今年の面接では「自宅でどのような時間を過ごしていましたか」という質問が一番聞かれることです。できないことを考えるのではなく、できることを探してください。

また、この機会に小中高の学生生活であやふやだったことを徹底的に身につけておきましょう。「一般教養」といった場合には小中高校で学んだ内容のことを指すといってもいいと思います。苦手なことから目を背けるのではなく、しっかりと向き合って立派な大人になってください。

 

☆今できること

1.予想するけど決めつけない

準備をしないことが一番まずい行動です。「どうせキャンセルされる」ではなく「できるかもしれないから準備する」と考えてください。

 

2.情報収集

すでに専門学校からは「オンライン学校説明会」のお知らせなども届いています。残念ながら、実際に学校を見て実感することはできませんが、近い体験ができるように各学校・企業が工夫を凝らしてくるはずです。まずは各学校・企業のWebページに書かれていることはしっかりと調べること。そのうえで、3つ以上の学校・企業を比較し、質問を考えておいてください。

 

3.定例家族会議

いま、あなたを取り巻く環境は変化し続けています。時間を決めて、繰り返し家族の人と進路について真面目に話す時間を作ってください。方針を「決定する」よりも「伝え合う」ことを重視してください。例年であればそろそろ進路希望を確定させる時期ですが、焦らずにじっくりと話し合っておいてください。今後、状況が変化したときにすぐに対応できるかどうかはこの時期の意見交換の「深さ」がカギとなります。

 

☆今やっておきたいこと

1.進学費用の計算

進学を希望している人は入学金・授業料・施設費・通学費・教材費など、卒業までにかかる費用をできるだけ詳しく計算しておいてください。この後の家族会議の土台となります。

 

2.いまだからできるチャレンジをする

授業もない、部活動もない今だからこそ興味・関心のあったことに熱中してください。この困難な時期を「どう」乗り越えたのかは相手が最も聞きたいことです。感染リスクを下げるためにどのような工夫をしていたのか、少しでもプラスの時間にするためにどう過ごしたのか、答えられるようにしてください。私もいくつかチャレンジをしています。

 

3.身だしなみを整える

臨時休業が終わるとすべてのことが猛烈な勢いで襲い掛かってきます。身だしなみがなじむまでには時間がかかります。始まってから身だしなみをなじませる時間はないでしょう。鏡の前に立って、制服を着た自分を「大人の目」で見てください。「身だしなみ」とは他人のためにするものです。面接官があなたの人間性に集中できるように身だしなみを整えてください。

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