【校長日誌】たまには読書案内
これまで、ネタが尽きると行っていた読書案内ですが、それなりの忙しさを理由に少しさぼっておりました。興味深い本を本校図書館で見つけたのでご紹介を。
『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』著:田中孝幸 (東洋経済新報社)
国際法って何?、経済成長って何?、少数民族って何?など、カイゾクとあだ名されているアンティークショップの店長さんから、世界で起きている様々な出来事やその背景などを高校生と中学生のきょうだい(兄妹)が聞くというもの。
日本が太平洋の西の端に位置しているからこその立場や状況、世界通貨と言えばやはりドル($)となっている根拠などがわかりやすく記されています。
中高生に語りかける流れが読みやすさに繋がっているのだと思います。
「地政学」ということばには、以前から興味がありました。生まれた国や地域で幸・不幸が決まるわけではありませんが、深く影響していることは否定できません。そういったことをあらためて考える機会となりました。